2023/07/04投稿者:スタッフ

【転職体験記】定年まで思いきり働きたい!まっすぐに自分の思いを叶えた転職≪薬剤師≫

転職体験記 長野さん(50代・女性)

前職 : 薬剤師(調剤薬局)/ 現職 : 薬剤師(病院)

 

※個人のプライバシー保護のため、お名前を仮名にし、一部内容を変更させていただいています。

 

長野さんが、就職・転職活動を始められた経緯を教えてください。

子育ても完全に終わり、自分の自由な時間ができた事もあり、扶養内で働いていた時間枠を外して、いわゆる定年と言われている65歳まで思い切り働きたいと思ったのがきっかけでした。

 

しごとセンターならへは、どんなきっかけで相談してみようと思ってくださったのですか?

転職のフリーペーパーを眺めている時に、ふとどんな感じなのか興味をもち、相談したのがきっかけです。

 

面談や、コンサルタントとのやりとりで印象に残っていることはありますか?

年齢のことや、現在の薬剤師の求人情報など、嘘偽りなく説明を受けたうえで、自分に合うベストな情報を教えてくださったことです。

 

就職・転職活動期間を振り返って、一番大変だったことは何でしたか?

こちらの希望を出して、あっという間に(1ヶ月もかからず)決まったので、大変なことはなかったです。

 

しごとセンターならに相談してよかったと感じる点、改善してほしい点はありますか?

何よりもコンサルタントさんの対応が迅速かつ丁寧で、こちらの要望、疑問に100パーセント答えて下さった事です。

 

最後に、現在転職活動をされている方に向けて、メッセージをお願いします。

自分にとって、何を一番優先するかを考えて選択するのが近道だと思います。あまりよくばらず、ひとつかふたつ程度の希望を満たせば、後は直感で決めて良いと思います。

 

 

 

初めてお会いしたのは2年前の相談会。それから音沙汰のない日々が続き…

実は、2回目のご紹介なんです。

長野さんと初めてお会いしたのは2年前。しごとセンターならの『おしごと相談会』に飛び込みでご来場頂いたのがきっかけでした。

 

十数年間同じ病院にお勤めで、車で2時間近くかけて通勤しておられること。

入社からその時に至るまで、ずっとパート勤務しておられること。

疲れて帰る途中に何度か事故の危険があったこと。

人数が少ない職場なので、ご自身が退職するとみんなにとても迷惑をかけてしまうこと等、様々なお悩みをお伺いしました。

ご連絡先はいただいたものの、具体的な転職先のご案内等をお求めにはならず、相談会当日はお帰りになられた長野さん。

それから1・2回ほど、ご様子伺いの電話はさせて頂きましたが、状況は変わらず、「今の職場とは腐れ縁かも・・」なんて会話も。

ご連絡もしばらく遠のいて、初めてお会いした日からちょうど1年が経った頃、突然「いい情報があったら教えてください」とだけ書かれた長野さんからのメールが。

 

突然届いた1通のメールから、驚きの展開へ。

思わずお電話をさせて頂いたところ、ずっとしんどいと感じていたことがやっぱりしんどかったことや、お子さんの進路の方向性が見えた安心感もあり、また、ちょっとした職場のトラブルもあったことから「そろそろかな」「どこか近くで程よい仕事ないかなぁ」と気もちが動き、メールを頂いたとのこと。

たまたま前日に、長野さんのご自宅から歩いて1~2分の薬局さんから、「近所にクリニックがオープンするから、いい方がいたら教えてほしい」とのご依頼があったのでお伝えしました。

実は、長野さんも前日にお友達と、「あんな近くに薬局があるんだから、『募集してませんか?』って聞きに行けばいい」なんてその薬局さんの冗談話をしておられたそうで、「偶然過ぎて鳥肌が立った」とお話されていました。

 

そんな偶然の後押しもあってか、お話はトントン拍子に進み、すぐに面接の予定が入った長野さん。

もう心の中で「転職する」と決めておられたのでしょう。面接の前日に職場で小さなトラブルもあったらしく、退職を申し出られたそうです。

面接の待ち合わせ場所で、「昨日退職を伝えてきました!」とお伺いした時には、驚きと共に、「もし採用されなかったら?」と焦りと責任を感じたのを強く覚えています。

結果は、面接も順調に進み、見事転職。その後、勤務も順調とお伺いして安心していました。

 

またもや突然のメールから、今回もパワフルな展開に。

しかし、勤務開始から10か月程が経ったある日、「どこかいい求人はありませんか?」とまた一通のメールが。

驚いてお電話を差し上げると、会社の都合でシフトが減ることになったというお話でした。

ご紹介した私の顔も気にしていただき、また、現職が自宅近くである最大のメリットを活かしたいと、Wワーク先を探したいとのこと。

薬局さんのご事情も確認した上で、それならと、1週間前に急募のご連絡を頂いた、長野さんの以前お勤めだった病院と同じ診療科目の病院さんをご紹介しました。

 

長野さんは以前からその病院さんをご存じでしたが、住所的に遠いと思っておられたとのこと。

実際は裏道もあり、ご自宅からお車で15分程度だとお伝えしたところ、「そんなに近いなら一度見に行ってみようかな」とおっしゃられ、早速病院見学を兼ねた面接へ。

面接では病院の経営者さんと意気投合され、病院見学中もトークが盛り上がり、病院の説明も同行している私の存在も忘れるほどお話に花が咲いておられたのが印象的なシーンでした。

前回転職のお手伝いをさせて頂いた時も感じた、長野さんの行動力や判断力。そして今回の様な人間味あふれる長野さんに、いつもこちらがリードされ、助けていただいてきたのだなと感じながら、安心して同行させて頂きました。

コンサルタントより当時を振り返って

後日談ですが、面接の前日、「『Wワークをするので』と勤務時間や回数を現職の薬局長さんに交渉して決めてきた」と待ち合わせ場所でお伺いした際には、前回同様に驚きと責任を感じ、「またやられた」と、面白ささえ覚えたのをよく覚えています。

 

人間性も経験も豊かでパワフルな長野さんの転職体験記には、この場で語るような起伏は見えにくいかもしれませんが、実はその裏に隠れた長野さんの苦悩やお考えがあります。

それらを全て含めたストーリーに関わらせて頂いているのは、当社としてありがたい限りです。

調剤薬局の薬剤師と、病院の薬剤師の2刀流でご活躍されることとなり、定年までご自身のお仕事に邁進される長野さんを、これからもずっと応援しています。